夏の使者がとうとう相模湾からやってきました、シイラです。平塚市漁協の追っ駆け日海丸より入荷しております。
昨年は6月8日に当市場に初登場だったので、約1週間早いことになります。シイラは水中では青と緑に光り、黄金色のヒレをキラキラと輝かせ泳ぐ速さは時速60km/hを超え、6メートルもジャンプするモノもいます。
英名は、ハワイでの昔からの呼び名「Mahi-mahi」という名称が使われていますが、スペイン語の黄金という意味を表す単語から由来する「Dorado」と呼ばれたり、海面に飛び上がる様や船に寄ってくる性質がイルカに似ていることから「(Common)Dolphin fish」と呼ばれているそうです。
本格的な夏に向けて多量に入荷してくると思われますが、関東ではなかなかスーパーの店頭に並ばない魚です。
シイラの身は、脂質が少なく、新鮮なシイラを刺身で食べると、あっさりめのハマチに似た味わいが楽しめるそうです。しかし、一番良い時期には脂がのってマグロにも負けないくらい美味しいそうです。
基本的には油との相性がよくフライや唐揚げ、ムニエルなどにして食べると良いですよ。