夏の風物詩、スミイカの子供「新いか」。

巷はお盆休みモード、しかし市場は休まずやってます。

最悪です、台風来襲、酷暑再来、お盆休み突入とお金の流れがなかなか食に向かないですね。

今日は既に㈱伊勢三、㈱ムラマツなど仲卸店舗では見かけていたのですが、セリ場で見つけたのは今年初です。

内湾の小柴・本牧で獲れる人気海産物スミイカ、と言っても子供の墨いかです。

子供の墨いかは「新いか」と呼ばれ、高額な値段で取引されます。

毎年7月の終わりから8月上旬に、鹿児島県は鶴の渡来地で有名な出水市より初出荷されます。

因みに、当地横浜を始め内湾(東京湾)の「新いか」が市場にお目見えするのは初秋。

もう暫くお待ちください。

鹿児島県出水市の荷主は㋩林商店、見慣れたタグを今年も見つけました。

また1年、歳をとったんだなとしみじみ思ってしまいます。

寿命が1年のスミイカは、春に生まれて夏・秋には体長5㎝くらいまでに成長し出荷されてきます。

正直、スーパーや大衆向けの鮮魚店の店先では、見ることが出来ない貴重で高価な食材です。

残念なことですが、筆者は紹介するだけで「新いか」を食べたことはありません(笑)。