ちょっと、侮れない魚が入荷してきました。
もう夏なの?と確認したくなるくらいイイ魚体しています。
今日は、塩焼きにしたら美味しい魚『タカベ』を紹介します。
どうしてこんな時期に、こんなに良いタカベが入荷するんだろう。
やっぱり、海水温が高いのかな?
子供に魚の絵を描いてと言ったら、きっとタカベみたいな魚を書くんでしょうね。
典型的な魚の外観です。
実は江ノ島水族館など身近なところで、普通に水槽の中を泳ぎ廻っています。
鮮やか過ぎる黄色の蛍光色は、波長が長くも短くもない中間なので、海の中でも目立つ方ですが・・・・・。
水族館などディスプレイ用だと、上部から強い光線が照射されているため、魚種の判別がし難いです。
タカベは鮮魚を扱っている人だったら、誰でも知っているメジャー級の魚です。
私は当社に入社して初めて、タカベの存在を知り食べました。
しかし食べ方も知らずに焼き魚で頂きましたが、当社の営業担当のみなさんからは失笑を受けてしまいました。
何も知らない私は、まずコケを落として内臓処理。
腹の中が脂だらけで、びっくりした記憶は今でも忘れません。
これだけ聞いたら、極々普通なことでしょ!
しかしタカベの塩焼きの下処理は、コケを落とすのと振り塩だけ。
腹を捌かないことでタカベの特徴である脂が体内を巡り、何とも言えない仕上がりなるです。
あ~、食べたい。
しかしタカベは庶民派の食材ではなく、高級食材なんです。