お盆休み前に、平塚市漁協の川長三晃丸より追っ駆けのサカナ入荷しました。
しかし、漁獲量は少なく磯崎社長によると、水温が高いので魚が深場に移っているかもと話されていた。
現在の相模湾内の水温は26~27°、黒潮流れる八丈島辺りは29°と昨年に比べて1℃くらい高めになっています。
このため、小田原魚市場もサカナの水揚げはパラパラの状況らしいです。
今日あたりは、アジやイサキなどは、4時の段階でセリ場にない状態です。
辛うじて特種課の本牧・小柴のセリと、鮮魚課関西チームのダルマイカを競る声だけが活気を帯びていました。
市場業界の人は、「夏枯れ」と言うワードをこの時期よく使います。
本格的な夏の到来と共に暑さが増し、その暑さと反比例するようにサカナの水揚げが減少。サカナの入荷が少ない日が続くことを「夏枯れ」と呼びます。
いつまで続くのか分からない夏枯れ、しかし転機は幾つかあります。例えば台風や休漁。
丁度、14日(日)、15日(月)、16日(火)は、市場のお休みで、漁も休漁です。
このお盆休みを契機に、サカナが湧いてくることを期待します。