インスタ映えなんて言葉があるけれど、魚はキレイだったり大きいものが映えします。
今の時期、セリ場を歩いていると必ず目に入ってくる魚がいます『鰆(サワラ)』です。
サゴシ(サゴチ)⇒(ヤナギ)⇒サワラと、サワラは成長すると名前が変わる出世魚です。
そして、魚の大きさと共に気になるのが重量。
発泡に入っているサワラを見てみると、1尾当り1~3㎏が中心で入荷されて来ています。
かつて有名お菓子メーカーのCMで『でっかいことは良いことだ!』と歌っていましたが、サワラはどうなんでしょう?
営業一部源波部長に確認してみると、サワラは魚として扱い易いのは3~4㎏台だそうです。
だから、一番人気のサイズを中心に集荷するそうです。
サワラは長いので、1尾丸ごと焼いたり、煮たりする料理を見たことがないです。
切り身になっているモノを口にするのが一般的で、あまり大き過ぎると見た目も美しく映らないですね。
和食は「目で食べる」に繋がるんでしょうか。
個人的には欲張りで食いしん坊、そして貧乏臭いので、大きいサワラが食べたいな。