鮮魚課小島社員の売り場に、長崎県対馬市上県町の上県漁協のブランド魚「紅瞳」が大量入荷しています。
最近NTVのテレビ番組「マツコの月曜から夜ふかし」やテレビ朝日「食彩の王国」で「紅瞳」が取り上げられ、当社のHPブログのアクセス数も1日1,000件を超えました。
今日入荷している「紅瞳」は、魚の入り数も16~27尾とバリエーションは豊富です。
値段の幅にも段ちの差があり、魚の大きさに正比例して高くなっていきます。
そして魚自身の優劣ではありませんが、同じノドグロでも「釣り」と「底曳き網」では色目が全然違ってくるんです。
このことはどんな魚にも共通することで、「釣り」と「底曳き網」では、魚の扱いの差が値段にも雲泥の差を生じさせるそうです。
といっても色目が若干薄い程度で、味は日本海側と太平洋側と極端な産地の差がなければそれほど違いが分からないと思います。
小さくても味が落ちないノドグロですが、大きさや見た目、値段によって仲買人は用途を分けています。
やはり釣りのサイズの大きいモノは、高級料亭や割烹料理屋に直行。
次のサイズは高級鮮魚店や高級寿司店などで使われ、釣りモノでない色目を気にしない料理や高級干物の原材料として使われるそうです。
何処でも「紅瞳」を取り扱っている訳じゃないですよ。
横浜丸魚だから産地から信頼されてサカナを送ってもらっているんです。
決してお手頃な値段ではありませんが、今の時期是非食べて欲しい食材の一つです。
追伸
サカナは口を大きく開け過ぎると、顎が外れて閉じなくなっちゃうんです。
ノドグロと呼ばれる証拠が撮れました、「暗黒の世界」。