筆者の世代はなぜかブランドが好きで、靴下にワンポイント、アディダス、プーマのスポーツバックやポロ、ラコステ、アバクロなどポロシャツに敏感に反応してしまいます。
今日もなぜか反応、ブランド魚を見つけてしまったのでご紹介します「関ブリ」です。
「関アジ」「関サバ」で有名な大分県佐賀関漁港㈲富士見水産から出荷されたサカナです。
サカナの頭部にシートが被せられていたので少し外すと、まるで生きていそうな印象的な目をしています。
さすが、1本釣りされたブリで魚体も非常にキレイです。
しかし「関のブランド」を背負うには付加価値を高める努力や工夫がなされています。
例えば1本釣りで漁獲された「関アジ」「関サバ」は、漁船が帰港すると漁協の網生簀に移されます。
ここで他と違うことは、重さを計らないことです。「面買い」と言って水面からのサカナの大きさで重さを推測するんです。
計測時にサカナが暴れることでカラダが擦れる上に、筋肉にむりな状況を強いることで身割れを起こす可能性があるため、サカナにストレスを感じさせない努力を行っています。
そして鮮度維持のために関ブリは、1本1本丁寧に活け締め処理がされています
サカナにとって最良な対応を1つ1つ積重ねて行い、悪影響を及ぼす行動1つ1つを排除することで、「最高の極み」の状態で出荷されれています。
ブランドの証明は、大分県漁協佐賀関支店が公認しているQRコード付きのシールですよ。
豊後水道で育った「関ブリ」、ブランド魚とはなんなんだ?!の問いに対する明確な答えを出してくれる納得感があると思います。