この時期になるとやってくる高級食材がいるんです。
昨年のブログを調べてみたら、6月17日に初入荷していました新子(シンコ)です。
新子?コノシロと言う成長と共に呼び名が変わる出世魚の幼魚です。
このサカナ面白いことに逆出世魚で、親よりも子供、子供より幼魚の方がメジャーで取引値も高い不思議ちゃんです。
今年初めて入荷された新子は、静岡県より出荷されたモノです。
新子のサイズ比較をしたかったのですが、怖くて袋を開けることが正直できませんでした。
なぜ?その理由は、特種課瀧澤社員から浜値を聞いていたからです。
その価格は、1福沢諭吉(単数)レベルだからです。
そしてセリが始まり今日入荷した新子のセリ値は、ビックリ価格の片手福沢諭吉’sレベルです。
こんなに小さな新子を使った握り、いったい幾らになっちゃうんでしょうか!!!!!
同じ寿司ネタで比較するのなら、大間ホンマグロの大トロと肩をならべるかそれ以上かもしれません。
冗談ばかり言ってますが、これだけのサイズの新子だと捌くにもある意味“職人の技”の見せ所となります。
熟練した寿司職人にしか取扱いが出来ない特別な寿司ネタですよ。
筆者だったら、カッターナイフじゃないと怖くて包丁を入れられないですね(笑)。