所変われば品変わると言う故事がありますが・・・・・。
魚にもこの故事が当てはまるんです。
どっちらか一方の優劣を言っているのではありません。
東西に長い日本には、お国(都道府県)毎に旬なモノ、美味しいモノが異なります。
大阪府の栄光丸よりここ数日連続して入荷、しかも直ぐに完売です。
その理由は梅雨アジ。
かなり餌を食べて肥っているので、コロコロしてます。
比較すれば一目瞭然なのでご覧下さい。
でも大阪湾って工業地帯のイメージが強かったんですが、当地横浜の海(東京湾)同様に魚の宝庫だったんです。
古事記に記されている『茅渟の海』の名は、大阪湾にチヌが多く獲れて『豊かな海であったこと』からこのように呼ばれていたようです。
そして大阪が『なにわ』と呼ばれる由来がまた面白い。
昔は魚のことを『な』と呼び、『な』がたくさんいる庭(広い場所)=『海庭(なにわ)』と一説にあるそうです。
とにかく大阪湾は侮れない存在。
本当はちょっと前に梅雨イワシも入荷していたのに・・・・・。
明日が梅雨明けみたいなので、次はだんじり祭りになくてはならないとワタリガニでもマークしようかな。