縁起の良い福の神様を7人集めて絵にしたのが、ご存じ「七福神」です。
この七福神のもたらす七福とは、寿命(寿老人)有福(大黒天)人望(福禄寿)、清廉(恵比寿)受敬(弁才天)威光(毘沙門天)大量(布袋)で、天海僧正は、徳川家康から富国繁栄の方法を聞かれ、七福神の絵を示しながら、この七徳の必要性を説いたと言われています。
七福神の中で、竿と鯛を持って笑っている恰幅のよい神様がゑびす様です。何と七福神の中で唯一日本人なんですよ。
釣り漁業に関りが深く、元々遠方より出でて豊漁をもたらすものを漁民たちはエビスと呼び神として信仰していたそうです。
エビス様の分身のようなエビスダイ。恰幅が良くて見た目、絵図ら的に鯛らしいのですが、実は鯛は鯛でもキンメダイの仲間です。
セリ場に置いてあると、皆2度見する気になる存在でした。
美味しい食べ方は、キンメダイ同様鮮度が良ければ刺身、煮付けは骨をしゃぶりながら食すると良いようです。
筆者もまだ食べたことがない魚ですが、是非エビスダイを食べて金運招福、商売繁盛と行きたいものです。