嗚呼、無いのにどうするの?
今朝、あるテレビ番組で昨日話題にした「サンマ」を紹介していました。
値段が下がって、お手頃価格に!
やはり、秋はサンマだね。
ごもっともなご意見ですが、先週一時的に水揚げ量が増えて値段が下がりましたが、正直不漁です。
昨日今日の取引値は、何百円単位ではなく千円以上上昇しています。
今後の水揚げ量によって取引値は変動しますが、何故か寒くなるとサンマ売れなくなるんです。
朝晩の気温の変化が激しく、残暑?が厳しければ、皆さんサンマ食べたくなるのかな?
私は今の季節なら「子持ち鮎」を絶対におススメします。
鮎は1年で一生を終えるいわゆる『年魚』で、寿命は1年です。
鮎の成長によって、味わいが変わり、それぞれのタイミングでの良さがある魚です。
今の時期の鮎は「落ち鮎」や「子持ち鮎」と呼ばれ、鮎好きには堪らないものです。
私も仲卸・元熊商店で早速4尾購入して、甘露煮を作ってみました。
作業はそれほど時間はかからず、圧力鍋で煮込めば骨までいけるかな?
一番気を使うのは焼きで、ヒレが焦げないようにして下さい。
料理は見た目が重要で、食べる前から不味そうだと誰も箸をつけません。
焼いた後は煮汁で、鮎に照りがつくまで煮込みましょう。
キッチンペーパーで落し蓋、それを上手に使いながら表面に煮汁を絡ませると良いですよ。
鮎の皮は剥がれ易いので、取扱要注意ですよ。
腹を割るとこんな感じです。
濃く煮詰めた汁と子持ちの鮎、白米が美味く、腹肥える秋です(笑)。