かなりいい魚体、そして色艶がイイ魚。
鮮魚課佐藤社員にサクラマス(本マス)?と確認したら、“銀ザケ”と言うことでした。
えっ!なんでこの時期に銀ザケ?輸入サーモンでもないのに。
発泡ケースを見てみると「活〆 宮城サーモン」と記されていたので、早速ネットで調べてみました。
「活〆 宮城サーモン」の正体は、養殖銀ザケだったんです。
そして筆者が好きなブランド魚。面白いストーリがありそうです。
宮城県は養殖銀ザケ出荷量全国第1位であり、全国生産量の90%以上を占めています。
一般的な鮭の旬と言われる秋は勿論、年間を通して美味しく食べられる国産の鮭は宮城の銀ザケのほかにないでしょう。
この銀ザケの出荷時期は春~初夏。ですから今日の「活〆 宮城サーモン」は初物ですよ。
旬の銀ザケは上質の脂がのり、鮭本来の旨味を楽しめます。
宮城サーモンは外国産サーモンとは違い、冷凍ぜずに活け〆した鮮魚で出荷されているため、鮮度が高い水準で維持されているので生で食べてもらいたい魚です。
しかし養殖とはいえ立派な魚体、メタボです。
これが目利きの手本となる相対的に見て頭が小さい状態ですね。(カラダが太っている状態です。)
現在宮城県産養殖銀ザケのブランド力向上を図る取り組みが本格化しています。
生産者でつくる「みやぎ銀ざけ振興協議会」は農林水産省の地理的表示保護制度(GI)に、統一ブランド「みやぎサーモン」の登録を目指して活動中だそうです。
みやぎにはうまい“銀”があるをスローガンで頑張っています。
頑張れ宮城、頑張れ東北!