良いモノには必ず物語がある。
改めてそのように感じたのが「柿島養鱒の富士山サーモン」です。
実は縁あって、「富士山サーモン」を飼育している富士宮事業所にお邪魔しちゃったんです。
霊峰富士、世界遺産の富士山、静岡県側からは表富士と呼ばれていますが、地元藤沢から見るモノとは全然違う姿でした。
そんな表富士が手を伸ばすと届きそうな素晴らしい環境で、富士山サーモンは育てられていました。
養鱒場には滝?川?驚きの連続です。
この川の源はパナジウムで有名な猪之頭湧水、なんと日量約48,000㌧(年平均)もあるそうです。
※水温は1年を通して11℃に安定しているそうです。
水が良いから、キレイな川にしか生息しない非常に珍しい水草=梅花藻が自生していました。
梅花藻の花言葉は「幸福になります」だそうです。
当社も「富士山サーモン」を数多く取り扱って、幸福になります。
本題の「富士山サーモン」ですが、稚魚の大きさ毎に水槽で管理されていました。
この稚魚たちは全て「富士山サーモン」になる訳ではなく、海面養殖用や管理釣場用に販売されます。
出荷間近な水槽はこちら。
堀江所長に1尾タモで掬ってもらいました。
このサイズ(2㎏超)になるまでに、じっくり約2年半の歳月をかけて大切に育てています。
柿島養鱒の岩本社長の話では、淡水で育てるには時間がかかるのですが、費やした時間がしっかりとした歯応えになっているそうです。
サーモンの命は、サーモンピンクと言われる色目。
柿島養鱒は魚体が1㎏超えてから色揚げとして、アスタキサンチンを含む餌を与えるそうです。
ということは、色目は作る側の思いのままん・・・・・。
そうです、白色や紅鮭のような紅色の富士山サーモンを作ること出来るようです。
嗚呼、1回では全てを伝えられない。
是非とも続編で、「富士山サーモン」の良さを伝えたいです。
追伸
原魚を見ても腹の足しになりませんね。
実際に地元の料理屋・花月で、「富士山サーモン」が使われているのでご紹介。
良い身色してます。
西京焼き、刺身、燻製、フライ、そして富士山サーモンそぼろご飯、富士山サーモン尽くしの料理を堪能出来ます。