昨日ニュースで漁の光景を見られた方も多いと思いますが、富山湾の宝石が市場に入荷してます。
淡いピンクで透き通った富山湾の宝石の正体は、シラエビです。実は、この呼び名前(標準和名)よりシロエビの方がお馴染みだと思います。
今月1日が解禁日だったのですが、当日は強風・高波の悪天候で出漁出来ず、昨日3日が初出漁、初水揚げとなった正真正銘の「初物」です。
画像のシロエビは、射水市の新湊沖合いで獲れたものです。
シロエビは相模湾でも獲れるそうですが、漁として成り立つほどまとまって水揚げされるのは富山湾だけだそうです。
今日どうしても初日なので画像をお送りしたいと思い、仲卸伊勢勝で生のシロエビを購入しました。
値段は1トレイ1,000円とかなり高価ですが、初物ご祝儀相場ですから当たり前ですね。
折角なので生を試食もしてみましたが、非常に濃厚なエビの味わいを楽しめます。
しかし、殻が口の中に残ってしまうことを嫌う人が多いそうです。
本来は1尾1尾殻を剥いて食べるそうですが、生は柔らか過ぎてかなり困難な作業と想像できます。
実際に筆者とフグ太郎くんで食べてみて感じたことは、体長が大きいモノは殻を意識しますが、小さいモノは余り気にせずに食べれました。
(シロエビは良く噛んで味わうため、余計殻を邪魔に感じるのだと思います。)
少しだけ美味しいモノを齧っている二人が声を揃えて「美味しい」と感じるシロエビ、是非食べて下さい。
シラエビ漁は6月頃に最盛期を迎え、11月まで漁は続くそうです。
入荷量が安定してくると値段も安定するので、6月頃にターゲットを絞って再度購入したいと思います。