寒ボラ、味は獲れた場所に左右されますね。

長井水産よりボラが入荷しました。

ボラと言ったら「臭くて不味い」と思う人が大多数で、筆者もその一人です。

筆者は子供の頃、地元戸塚にある柏尾川や浜銀の元町支店の裏にある川を群れをなして泳いでいた姿を思い出すと、とてもじゃないですが食べることは出来ません。

事実ボラの生息地によっては、泥臭くて食べられたモノではないそうです。

ボラは水底の藻や微生物、ゴカイなどを捕食していますが、水底にヘドロなどが蓄積しているところで獲れたボラは、泥臭いんです。

しかし逆の見方(善意的な見方)をすると、ボラは水質汚染に強く、多少汚れた川や海であっても生きて行ける強いサカナなんです。そしてヘドロのない外洋に面したキレイな水で生息したボラは臭くないようです。

そして「寒ぶり」ならぬ「寒ボラ」、脂ののりがよくて美味しいそうです。

都会の河川でも姿を良く見かけるますが、もし外道でボラが釣れてしまったら・・・・・・・。

面倒ですがその場で処理して、食べられる部分だけを持ち帰った方がいいですね。

ボラは見ての通り、寸胴型で相当大きなクーラーボックスでないと丸魚では持ち帰れないですし、不要な頭やエラ、内臓を取り除けば血抜きも出来て臭味取りにも役に立つと思います。

旬のサカナですから、チャレンジする価値あると思います。