おおっ、春シャコ!
特種相対品課小森社員のセリ場で、キレイにボイルされたシャコを発見。出荷される箱詰めの仕立ても見事です。
小森社員に産地を尋ねると、宮城県石巻市の荷主㈲キマル木村商店より出荷されたモノでした。
並んでいる一段目を少しずらしてみると、有効にスペースを使いながらシャコが収まっていました(笑)。
他のセリ場に向かうと、特種相対品課北村社員のセリ場には北海道㈲マルブン三浦商店、鮮魚課北海チーム遠西社員のセリ場では北海道(株)シメイチ魚兆からの出荷を確認しました。
シャコは殆どが、雌雄の区別がなされて出荷されています。
それはなぜなのか?食通の方なら簡単な答えだと思いますが、春シャコのメスは「かつぶし」という卵巣を抱えており、これが堪らなく美味しいんです。
(身を楽しむのなら秋シャコですよ。)
ではシャコの雌雄の区別の方法は?答えはネットにたくさん載ってました。
事前に調べずに、尾っぽ周辺を撮っておけば大丈夫だろうと高を括っていたら大正解。
注目ポイントは、一番下の足の付け根におまけのような足がついているのがオス、ないのがメスだそうです。
知らないで写真を撮っていたのでギリギリ証拠(小さな足)が写ってましたが、ゴルフで言ったらラフとフェアウェイの狭間といった感じで微妙です。
むむっ、かなりOB臭いですね(笑)。
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営業一部源波部長に試しに剥いて食べてみたらと言われ、エビの皮むきは得意なので挑戦したら・・・・、不完全燃焼。見るに堪えない状態でした(涙)。
それでもシャコの味は秀逸、塩気とシャコの身の旨み、身肉の中のかつぶしも堪りません。
ちょっとお洒落な表現ではありませんが、いつまでも「ちゅうちゅうしゃぶりつきたい」味わいです。
北海道小樽沿岸の春シャコ漁は、6月20日までです。
絶対に食べなきゃ損しますよ。