鮮魚課五十子社員より、長井より入荷したクロシビカマスがサンプル入荷していると教えてもらいました。
クロシビカマスが標準和名ですが、見た目が真っ黒で炭で焼いて焦げてしまったような姿から、スミヤキと呼ばれるようになったようです。
前回(2015.9.24)に紹介して以来、実物にお目にかかりました。
以前調べた時に、小田原のソウルフードで、湘南地区のスーパーにも置かれていると言う話でしたが、未だに市場以外では会うことが出来ていません。
外見は、標準和名の通りカマスに似ているのですが、触った感じは太刀魚に似たプヨプヨ感と弾力感があり、如何にも脂のってる感じです。
焼魚№1の呼び声高いスミヤキですが、取扱いに幾つかの注意事項があります。
1)皮から身に突き刺さるように長い小骨があり、非常に食べずらく怪我に注意必要です。
2)脂が強すぎる傾向にあるため、度を過ぎて食べると下痢をする場合があるので注意です。
3)最後に、あまりに美味し過ぎて食べ過ぎに注意です。
スミヤキを専門に狙った漁船や釣り船は無いのですが、東京湾口から相模湾でキンメダイ釣りの外道として釣れることがあります。
たまには、外道狙いもいいんじゃなうですか。