所変われば呼び名も変わる、今日はそんな食材を紹介したいと思います。
発泡スチロールの蓋に穴、何が入っているの?
北海道産タマネギ?そんな訳ないよね。
少しボケてみました。
発泡スチロール箱には「川ガニ」って書いてあります。
網ごしに中身を確認すると、モクズガニのようでした。
実は川ガニとモクズガニは全く同じモノで、それぞれの地域・地方によって呼び名が違うのです。
ちなみに標準和名は「モクズガニ」です。
川ガニと呼ぶのは、北海道や鳥取県、岡山県等々。
何処から出荷されてきたのか?知りたくて発泡スチロール箱を見渡すと・・・・・。
出荷者と原産地が記載されているシールを見つけました、北海道は石狩でした。
どうやって食べるの?
蒸したり、茹でたり、みそ汁の具にしたり、炊き込みご飯にと、古くから日本中で愛されたカニです。
そして2016年より生体の輸入が禁止されている上海ガニ(※特定外来生物に認定されています。)の代用品として、川ガニは大活躍しています。
箱をよく見ると「カニあるある」なんですが、オスとメスが別々に出荷されて来ます。
その理由は、川ガニには2つの楽しみ方を選べるからです。
1つ目の選択は、チーズのように濃厚な内子を持つメスを味わうこと。
2つ目の選択は、カニ本来の身肉を味わえるオスを味わうこと。
私は食べずにペットとして飼いたいです。
※一昨年2匹もらって自宅で飼っていたのですが、2匹とも逃げられてしまいました。