昨日は「春タチ」大量入荷した。
そして午前3時過ぎ、特種課セリ場のパレットの上は一面真っ白。
発泡スチロールの箱の中を確認しなくても、何が入っているのか見当がつきます。
今日も「春タチ」が大量に入荷です。
しかし昨日と今日では全然環境が違うんです。
25日小池都知事が今週末の不要不急の外出自粛要請をしたことで、一部の出荷者は豊洲市場に出荷予定の鮮魚を横浜市場に出荷変更した。
そして26日黒岩県知事が東京都と同じ要請をした。
横浜そごうは今のところ営業時間を変更しながら営業継続するようですが、横浜高島屋は28日(土)29日(日)の両日臨時休業と好対照。
週末に外出るなと言われたら外食・業務筋は商売あがったり、市場仲卸、荷受・卸も同様です。
折角良い鮮魚が入荷しても・・・・・、仕入れる客がいなければ誰もセリ落としません。
競るモノがないのも辛いが、目の前に売るほどたくさんの鮮魚があるのにセリ残になっていくのが辛いですね。
セリ残となった鮮魚は、相対取引で販売されるのでご心配ご無用です。
でも・・・・・、1本入れの太刀魚などはスーパー・量販店では使いずらいサイズ。
外食・業務筋が動かないと私たちには春が来そうにありません。
かなりネガティブな発言になってしまいましたが、今回だけは愚痴の一つでも言わせて下さい。
だって外出自粛と言われても、市場は明日も開場してるし物流は止まらないんですから。