昨日、久々平塚市漁協に出かけてみました。
午前3時過ぎに新港に到着すると、既に漁船は港に戻ってきておりダンベの中のサカナを仕分け中でした。
そこで、平塚のサカナが美味しい理由を発見しました。
それは、ハダカイワシです。
初めて出逢った時は、擦れてウロコが剥げてしまった「傷物」と思っていましたが、そうじゃないんです。
ハダカイワシは、イワシの仲間(ニシン目)とは違う「ハダカイワシ目」と言う、全く違うの種類のサカナなんです。
なぜ美味しい秘密なのか?!
このハダカイワシには、禁断の脂「ワックスエステル」が含まれているんです。
そしてこの脂は、食品衛生法で販売禁止にされているバラムツやアブラソコムツに含まれているものと同じです。
人間はワックスエステルを内臓で消化できないので、食べ過ぎると下痢を起こしてしまうほどです。
(以前紹介しましたが、ハダカイワシの干物も販売されています。=最高に美味いです。)
そんな危険なハダカイワシをエサにしたサカナは大丈夫?と心配するのも当然です。
それに対する答えは、
・「サカナが食べているのは、ハダカイワシだけではない。」
・「人間はワックスエステルを内臓で消化できない≠サカナ(魚類)は違う。」
そんなハダカイワシやカタクチイワシなど、餌の豊富な相模湾。
エサをたくさん食べて大きく成長したサカナ、当然美味しいですよね。
追伸
川長三晃丸磯崎社長、いつも快く取材協力ありがとうございます。