昨日は市場が休み、休市日と市場関係者は呼んでいます。
そんな休市日にも拘らず平塚市漁協の川長三晃丸が出漁すると聞いて、平塚新港に出かけました。
地元辻堂に吹く風は陸から吹く北風、いわゆるオフショアです。
オンショアよりもオフショアの方が、実は釣果期待出来るんです。期待に胸膨らませて漁港に到着。
時計は3時を少し過ぎたところで、既に川長三晃丸は着岸しており活けモノを水揚げ中でした。
ダンベの中を覗いてみると、泡だらけ!?
どうやら波にうねりがあり、漁場から漁港に戻るまでに相当揺れたためだそうです。
泡を取り除くと、サバ、カンパチ、アジ、イシダイなどの顔を確認することができました。
と今までは漁場での様子だけ取材して終わっていたのですが、今日獲れた魚が店先に並んでいる様子が見たくて、藤沢の小田急百貨店にある「魚の北辰」にも足を伸ばしてみました。
さすがにお店を勝手に撮影するのはNGなので、本日朝獲れ「朝漁」、平塚産のイサキ(小イサキ)とイシダイ(縞鯛)を購入してきました。
当然自分で捌いて?夕飯のおかず作りましたよ。
イサキ、あえて小イサキと呼ばせてもらいますが、正直馬鹿にしてましたが魚に謝らない駄目ですね。
刺身にして食べましたが、小さくても脂がのっており美味しかったです。
イシダイは唐揚げにしてみましたが、塩コショウととてもシンプルな味付けですがこれまた美味しい。
パリパリした皮が何とも言えない、そして骨からの身離れが良く、自分でも驚くほどキレイに食べれました。
昨日は、とても貴重な体験をした1日となりました。
リアルに獲る現場、売っている現場、エンドユーザーが食べる現場を体験できて、ひとりトレーサビリティーの旅しちゃいました。