平塚市漁協の日海丸より追っ駆け入荷しました。昨年6月1日にブリ(ワラサ)が500本入荷(川長三晃丸)ありました。
歴史は繰り返されるんですね。今日はワラサ150本近くが入荷されてきました。
昨年は、この時期連日のようにワラサの大量入荷があったので、今年も可能性はあります。
ブリの旬は冬ですが、ワラサは一足早い晩秋に脂がのり最高に美味しくなるそうです。
今の時期、ワラサは各所で獲れ始めていますが、まだまだ走りの状態なので、まだまだ魚体は細いかもしれません。その分値段もお手頃価格なので、お求めやすいと思います。
この時期のワラサには、アニサキスなど線虫が内臓等に潜んでいることがあるので、刺身など生食は十分気を付けて下さい。
一般的な料理で使う程度の食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびを付けてもアニサキス幼虫は死滅しません。
アニサキスの食中毒を防止するには
①加熱する 60℃では1分、70℃以上で瞬時に死滅します。
②冷凍する -20℃で24時間以上冷凍すると感染性が失われるそうです。
③魚の内臓を生で食べないこと。
④目視で確認してアニサキス幼虫を除去すること。
自然のモノなので100%完全に除去はできないのですが、提供する事業者も消費者もお互い理解を深め未然防止に努める必要性はあると思います。