ちょっと旬は過ぎてしまいましたが、なかなかユニークな体つきをしている赤舌平目を紹介します。
今日は、関西と特種のセリ場で見かけました。舌平目は、平目と言っていますが、カレイの仲間です。
名前の由来は、字のごとく「舌」(ベロ)のような形からその名は呼ばれ、地方によっては「うしのした」「うまのした」「ベロ」、九州では「クツゾコ」とも呼ばれています。
ヨーロッパでは、「魚の女王」と言われるほど珍重され、中でもフランスでは、舌平目の料理が生活の中で欠かせない存在にあり、ソテーやムニエルの食材として使われています。
魚料理はどうもと敬遠するヨーロッパの人でも、舌平目だけは格別で好きだと言う人も多く、日本はその人気を逆輸入した形で人気が出てきた魚です。
鮮度の判断は、よく魚の目をよく見てと言いますが、舌平目の目は小さいので、判断が難しいです。
簡単な判断方法は、見た目がキレイなこと、臭気、臭くないこと、魚体(ヒレや腹など)汚くないか、美味しいと思えるものを選べば間違いないですよ。