休市前に、清水の舞台から飛び降りるぐらいの気持ちで、念願のキチジを仲卸石川米の店舗で購入しました。
家族4人で1匹ずつとは懐事情から行かず、3匹で合計0.7キロと充分すぎる大きさのものを求めることが出来ました。内田社長、ありがとうございます。(金額は内緒です)
購入した日は冷蔵庫に寝かせて、翌日キチジの煮付けに挑戦です。
とりあえずネットでレシピをチェックして、特別に何か気を付ける点がないか確認しました。
霜降り?高級牛肉で言われている”サシ”のこと?と思ったら、魚の下ごしらえの1つで、簡単に言うと湯通しでした。後で詳細のお話をします。
レッツクッキング、まずはエラと内臓を取り除きます。キチジの頭、ヒレは棘に注意しながら作業して下さい。見た目と違い、ウロコがしっかりあり、ウロコ取りでキレイに取り除きました。
海の底で生息しているキチジ、食べてるエサのせいか魚によっては少し魚の臭いがキツイ感じです。腹を捌いたら、臭いの素となる内臓が想像以上にあり、取り除いたものの、残り香が気になる感じで、少し不安になってきました。
そしてキチジをボールに移し、霜降りです。直接熱湯をかけると、魚にダメージがあると思い、ペーパータオルに被せ実行。脂が抜き切らないように素早く丁寧に血合いやぬめりを洗い流すと、不思議なくらい臭みがなくなり安心。
後は普通に煮付けを作りましたが、身崩れしないように皮の表に2か所、裏に1か所、切れ目を入れ、弱火で5分。それでも身割れ、素人が使っているので勘弁して下さい。
味は、文句ないです。流石、東の横綱と呼ばれる魚です。美味しいモノは何も言わずとも子供にはわかるんですね。
ナメタガレイの煮付けも美味しかったけれど、お金を払って食べる価値のある魚です。
釣りキンキ、絶対美味しいですよ!