連休前日の市場は、動きがいつもよりかなり早いです。
午前4時にセリ場にいても、どんどん荷物はトラック配送センターや仲卸店舗にむけてフォークリフトで運び出されて行きます。
そして既に仲卸に販売されて、何処かに移動される瞬間のサカナが・・・・・・・巨大なマハタです。
久々の大物マハタの入荷、重さなんと69.7㌔、魚体は1㍍近くあります。
鮮魚課佐藤社員に確認したら、小笠原の釣りモノだそうです。
マハタの旬は一般的に春から夏と呼ばれていますが、産卵前の時期と言うことだと思います。
しかし、一年を通して味が落ちないサカナでいつの時期も美味しく頂けます。
今の時期同じハタ科のクエと味の比較をされますが、産卵に向けてバクバク餌を食べて体内に栄養を蓄えている今の時期のマハタ。
不味い訳ないですよ。
マハタ、クエなどは、体重10㌔を越えないと本来のサカナの味を楽しめないと言われています。
刺身など生食で食感、歯応えを楽しむのもイイですが、寒い今の時期は鍋でしょうね。熱を加えると身質が劇的に変化してふっくら柔らかに。
骨からの身離れが良くて、子供が食べても安心。勿論、味の方はお墨付きです。(かなり子供には贅沢ですが。)