想定外は想定内?追っ駈けは大盛況。

平塚市漁協の定置網川長 三晃丸、今日は大爆釣!

箱モノで纏まって入荷してきましたよ。

アジが110箱超とサバが90箱超、しかし魚のサイズはアジは大、サバは小。

 

仲卸や買出し人は口々に言っていました、『欲しいサイズの魚が水揚げがないな。』って・・・・・。

仲卸や買出し人が調達したいのは、アジなら大中以下のサイズ、サバならば中小以上のサイズです。

私をはじめ素人目線でサイズ感を計ると、特、大サイズであれば可食部分も多くお得感があると考えがちです。

しかし仕入れて販売する側では、想定している大きさ以上の魚は、使えない=需要がないんです。

例えば料理屋だったら皿、スーパー量販店だったら納める容器(トレー)やストッカー等、全て決められた大きさのモノを収めるために準備されています。

容器からはみ出したら、切る作業など一手間必要となるし、余計にラップも必要となりますよね。

想定外な魚が、想定外コストが発生する可能性もあるんです。

だから、セリ値は必ず大きいサイズのモノが高い訳ではないのです。

これは鎌倉漁協・小坪漁協のアオリイカでも同じことが言えます。

でも、これだけの魚を送り込んでくれる地元漁業者の方々に感謝しています。

釣果は時の運、明日も追っ駈け期待してますよ。