どこかのインスタント食品じゃないけど、立派な太さに成長した魚が入荷しています。
ちょっと炙って食べたらイイじゃないですか?
その魚とは本カマスことアカカマス=カマスです。
今、市場内には様々なサイズのカマスが入荷してますが・・・・・。
かなり気になる話を聞きました。
その話とは産卵の件です。
カマスは初春から8月頃には抱卵しており、6月後半ともなると高い確率で卵か白子を腹に抱えています。
どんな生き物でも、産卵は後世に子孫を残すための大切なイベントです。
鮭のように産卵後は死に至るケースも少なくありません。
どうしても産卵を控えた動物は、卵や子供に優先的に栄養を提供するため、自分の身には栄養が行き届かない=食べて美味しくないケースがよくあります。
また腹の緩みも早い、鮮度が落ちるのも早いようです。
では食べない方がイイのか?
産卵後の魚は殆どの場合、選択肢から外した方が良いと思います。
でも抱卵中は、そんなにナーバスになる必要はないと思います。
私個人のおススメは、今の時期のカマスと晩秋・冬のカマスの食べ比べです。
感想は人それぞれだと思いますが、きっと魚好きならカマスファンになること間違いなしの味わいです。
長井水産㈱の秋山さんが言ってましたが、今時期のカマスは塩で食べるとイイそうです。
醤油にカマスの身を浸すと、醤油の味しか感じられないからで、軽い振り塩とカマスの脂、カマスのパリパリの皮目で何杯でも白飯が食べれちゃいます。
カマス食べると聞かれたら、素直に『いただきます。』と私は答えます。