数の子は折れても味は変わりません。

『黄色いダイヤ』などと呼ばれている食材を今日は紹介します。

得手不得手はあるけれど、知らない人は少ないかもしれません『数の子』です。

実は自らのことを言ってしまうと、好きか嫌いかと言われたら嫌いな方かもしれません。

理由は簡単、数の子を食べて美味しいと感じたことがないからだと思います。

しかし今日、美味しい味付けされた数の子に出逢ってしまいました。

仲卸㈲兼音青木商店濱荻社長の店先です。

確か昨日はなかったはずなんですが、今日は味付け数の子に調理された状態で登場です。

試食用なので遠慮なく食べてみてと言われ、食べたら美味しかったんです。

今までは塩抜きが下手だったのか、味付けが駄目だったのかカラダに合いませんでした。

味付けはシッカリしているのに、塩辛さは感じず出汁の旨さが前面に出ていました。

きっと濱荻社長の奥様が作られたと思うので、レシピを聞いてみたいと思います。

さて明太子はスケトウダラの卵、数の子はニシン(鰊)の卵が原材料です。

なぜお節に数の子が入っているのか?

・子孫繁栄:卵の多さに由来したもの。

・両親の健在:ニシン→二親=両親の健在を祈念して、語呂合わせ的ですね。

・勝利祈願:カツノコ、これまた語呂合わせ的なものですかね。

験担ぎ、縁起物、やっぱり新年くらいは運気揚げ揚げで行きたいですね。

画像は様々な数の子をアップしましたが、完全体、折れ、折れ折れ、ほゞほゞクラッシュ等々用途に応じてお求め下さい。