もう2019年も終盤なんだ、お歳暮・年末商戦も走り始めたんだと考えさせられるモノが入荷しています。
それは「新巻鮭」です。
塩干合物課の丹野社員の話では、今年の初物だそうです。
根室の菱三㈱小林商店からは紅鮭、
釧路㋐㈱阿部商店からは秋鮭の新巻鮭が登場です。
いつも兼音 青木商店にはキレイに捌かれた紅鮭が並んでいるので、あとで寄ってみたいと思います。
鮭がよく獲れる地域の人にとっては新巻鮭は、「お歳暮と言えば?」の後に続く枕詞のような存在です。
私も小さなころ北海道虻田郡倶知安に住んでいたので、塩漬けにされた1本の鮭をよく見ていました。
そしてお歳暮で自宅に届くこともありましたが、子供の味覚には合わない「塩辛い鮭」でしかありませんでした。
トラウマなのか、食べる機会がなかったのか、ず~とそのイメージは払拭されず、頭に残ったまま歳をとっていました。
しかし㈲兼音 青木商店で見つけた紅鮭があまりに美味しそうでなので衝動買い。
こんなに美味しい紅鮭があるんだ・・・・・、それが菱三㈱小林商店の新巻鮭だったんです。
今日画像に残した切り身は、㈲兼音 青木商店の濱荻社長が捌いたもの。
濱荻社長は、色艶が良くて質のイイ紅鮭だよと話してくれました。
(※ちなみにメーカーは何処なのかの確認すると、「根室の菱三」でした。)
「新巻鮭」は簡単に言うと鮭の塩漬け、単純な作り方だから直接的に鮭の優劣が製品の良し悪しに出るのです。
そして木箱に新巻鮭、レトロでなんとも風情を感じます。
こんな光景をずっと見ていたいですね。