毎週日曜日に伊豆網代まで魚を仕入れに出かける茅ヶ崎にある魚屋魚芳さん。
昨日、ちょうど網代で何が水揚げされているの?と聞いていた魚が、平塚市漁協の川長 三晃丸より出荷されてきました。
その質問の答えが『ハガツオ』です。
私は普通にハガツオと呼んでましたが、発泡ケースの記載や営業担当者、魚屋は口々に方三(ホウサン)と呼んでいます。
そして横浜市詰所岩崎職員まで、純真な爺=私を騙してきました。
どんな手法かと言うと、方三(ホウサン)と呼ばれているハガツオの名前の由来は、ホウ酸に由来すると言うもの。
いつも真面目な口調で話して来る岩崎さんの話しなので、何の疑いもせずにハガツオの匂いをクンクン。
全然ホウ酸の香りがしないな?と岩崎さんの顔を覗き込むと・・・・・、笑ってる?騙された!
純真な私の心を玩ぶなんて・・・・・、今度仕返ししてやる!
いっぱいヤラレタ感じですが、ちょっと高度な騙しテクニックに脱帽です。
冗談はここまでにして、肝心のハガツオの話です。
秋から冬にかけて脂がのり美味しくなるハガツオは、カツオとサワラの中間みたいな味わいと言われています。
サバ科の魚なので鮮度が重要で、追っ駈けのハガツオは最高に良いコンディションだと思います。
まだ相模湾を回遊しているかなハガツオ、今度機会があったら食べてみたい魚の一つです。