2016年08月29日マグロの胸鰭(むなびれ)部分です。キズがありますが、なぜかわかりますか? 答えは、脱血処理の印です。 マグロは速く泳ぐのに特化している魚体構造になっており、魚類では珍しく体温を持つため脾臓で大量の血液を作っています。 そのため、活締め処理を行う過程で、魚の血液を効率良く放血することが求められます。 脱血処理を行わないと、雑菌が増えたり、赤身にシミが出たりします。 生産者の皆さんの努力があって、マグロは魚市場で重要な魚になれたのではないでしょうか。