世界でも有数のエビ好き人種の日本人。なぜかエビを見ているとニヤケ顔になったり、ワクワクする筆者はエビ中毒なのでしょうか。
冷凍課当社エビ名人工藤社員、五月女社員のところに、ホワイトえびのサンプルが陳列されていました。
二人からいろいろなエビの薀蓄を聞きました。
撮影したエビは、冷凍エビの原板と原板を解かしたものです。
氷でカチンコチンに固まった原板に、どれだけのエビが入っているのか知ってますか?
簡単に包装されている箱に情報が満載、その中に答えが隠されています。
エビは国際商品なので、世界的に通用するサイズ規格があります。
その基準はエビの重さで分けられていて、1ポンド(453.6g)あたりに何尾のエビが入っているかでサイズ分けされます。
例えば写真のホワイトえびは、31-40と記されていますが、サイズ規格が31―40は1ポンドに31から40尾のエビが入っていることで、
冷凍エビの原板1枚は、1.8㎏(約4ポンド)なので、1枚の尾数が124~160尾、1尾の重さ(g)が11から15gとなるのです。
因みにホワイトえびは、クルマエビ科のエビです。
昔は、高嶺の花の車海老の代替え品として東南アジア(本件は、インドネシア産)から輸入したモノが、
今も海老パックとしてスーパーマーケットの冷凍ケースに並んでいます。
養殖ではなく天然エビなので、旨味がしっかりあるのが特徴です。
養殖エビの代表選手BTことブラックタイガーと並べてみると、縞の入り方が全然違うので容易に識別できます。
一世風靡したブラックタイガーですが、最近はその座をバナメイエビに徐々に奪われつつあります。
もし冷凍エビの原板をお求めの方は、仲卸から購入することもできますよ。(第1・3土曜日の市場開放日にて)