日本海のブリの行き先は?

チョット暑くないですか?

昨日と同じ書き出しですが、修正しますかなり暑いです。

なんと当地横浜は、11月中旬の午前4時なのに気温22℃を超えています。

現場作業を行う当社社員は、冬仕様の作業着から半袖作業着かTシャツに急遽変更です。

今の時期寒いよりも暖かい方が正直楽だけど、カラダと心のバランスを崩しそうです。

今日も狙うターゲットは「寒ブリ」。

このところ空鰤(空振り)続きだったので、今日こそ入荷があってくれと願いつつセリ場を見回した。

あった!鮮魚課小島社員のセリ場で、7~9㎏台の鳥取県境港ブリ発見。

そして同じ鮮魚課大山社員のセリ場では、石川県輪島のブリを発見しました。

嗚呼、やっとブリに出逢えた。

感動的な再会?ただ食べたいだけです(笑)。

同じ日本海側で水揚げされたブリですが、鳥取県産と石川県産では魚が違うんです。

日本海のブリは春から夏にかけて北上し、冬には南下する回遊魚。

おそらく石川県産ブリは、夏から秋にかけて北海道過ごしたブリが南下したものだと思います。

では鳥取県産ブリはどうなのか?

こちらも私の私見ですが、九州から北上している途中で、定置網漁や刺し網漁にかかってしまった道半ばなブリです。

南下組、北上組ブリの行き着くゴールは、「天然いけす」と呼ばれている魚介の宝庫・富山湾です。

天然いけす・富山湾で腹一杯良質なエサを食べたブリは立派に成長し、皆さんご存知の「ひみ寒ぶり」に変身しちゃうんです。

2020年「ひみ寒ぶり」宣言はまだ出ていませんが、果報は寝て待ての諺の通りニヤニヤしながら良い知らせを待っています。