台風7号は17日午後9時に温帯低気圧に変わったものの、北海道では非常に強い風が吹き、海上は猛烈な時化となっています。
台風の影響は、直接的に漁師、市場に及びます。
時刻は5時前にも係らず、セリ場にサカナはなく閑散としています。これも台風のせいです。
しかし、平塚市漁協の日海丸より追っ駆けの魚が入荷しました。
さすが日海丸、時化に強いと以前から聞いてたけど、噂とおりの実力を発揮してくれました。
そして、今期初活けのメイチダイが4匹入荷しました。
いづれも程よい大きさで、活けのメイチダイの色がこれほどキレイなことに驚かされました。
そして、驚かされたのは取引値。台風のため品薄のなかでの活けモノ、メイチダイ。VIP待遇のブクブク付です。
㌔4,000円を軽くクリアした高級魚です。
最後にもう一つ、驚かされることがあるんです。それは、メイチダイそのものの評価が大きく二分することです。
一般的には白身の高級魚と言われますが、脂が独特で臭いがするとも言われています。
残念ながら口にしたことが無いので、機会があったら食べてみたい魚です。
湘南・相模湾で獲れるのは、今の時期限定。季節の移り変わりと共にいなくなってしまうそうです。
限定の地魚、食べる価値ありますよ。
追伸
最近、湘南の海でフエフキダイ系の魚がよく獲れるそうです。
見えないところで、少しずつ温暖化進んでいるかもしれません。