今、イサキが凄いよ。
いくら旬だからといっても獲れすぎかも・・・・・。
獲れすぎるとどうなるんでしょう?
市場の価格調整メカニズム、需要と供給のバランスが極端に狂うとモノの価格に大きな影響を与えるのです。
例えば漁師が豊漁(供給が過多)、でもお客様は腹いっぱい(=需要過少または不足)の状態。
すると市場の価格調整メカニズムが働いて、魚の価格が下がって行くのです。
一時的には安く魚を買うことが出来るので、エンドユーザーにとってはプラスな話。
しかしこの状態が続くと、漁師の方々の収入は単価だけで言うと減少。
額を上回る量を販売しないと、売り上げをカバー出来ないので最悪です。
しかし、常に市場の価格調整メカニズムの理論通りに価格が動く訳ではないので、悪しからず。
少しづつ魚価が新型コロナウイルス禍前に戻り始めたのに、今年は全国的にイサキは豊漁。
皮肉なことに、当社のセリ場内で鮮魚課、特種課で激しい販売合戦が繰り広げられている。
長崎県上五島町からは凝ったホノグラム、そしてシリアルナンバー。
「五島箱入り娘」の13姉妹の一人、イサキも入荷しています。
一口でイサキと言っても、産地や漁法等によって魚価は全然違います。
値段で行くか魚の良さで選ぶのか?
今なら良いイサキ選び放題ですよ。