最近活け場がちょっと変わってきたんです。
明らかに2~3ヶ月前に比べて、水槽を元気に泳ぎまわる魚が増えてきています。
今日は三重県からイシガキダイ、千葉県大原から真鯛が入荷中です。
活け場は通常休みの前後は忙しく、特に連休前は非常事態の超繁忙状態です。
いつも特種課笹川社員が魚を〆ているホットコーナーには、仲卸の㈱ムラマツ村松社長がカワハギとマダイを相手に格闘中。
あっ!ちょっと待って下さい、献血中に自分の血を見て気絶する人は目を反らした方が・・・・・。
活け車の側で笹川社員が血飛沫を浴びながら、養殖カンパチの延髄を包丁で一撃中です。
そして竹下社員がとどめのグリグリ、神経棒を使って脊髄破壊神経締め。
ちょっと刺激が強すぎる光景、『R指定』並みですかね。
㈱ムラマツの店舗に行くと、活けの真鯛のおかわり中。
村松社長は、一撃必中、手際よく1匹1匹活け締めしていきます。
今まで海水を泳いでいた魚が、その日のうちに食べれるなんて凄くないですか。
魚はご存知の通り、絶命後、死後硬直しながら身質がドンドン変化して行きます。
食卓や料理屋で最高に美味しい状態で魚を食べるタイミングも、実は活魚があり、血抜きや神経締めなど活け締めの技術があるからです。
特種課笹川社員を見ていると、正直忙しくて大変そうだけど、やる気に満ちた表情をしています。
もっと活魚を集めるために水槽の増設、そして日々全国の荷主に出荷要請もしています。
もしこのブログをご覧の全国の荷主様、是非当社への出荷お願いいたします。