月夜のコウイカ(スミイカ)は如何でしょうか?

関西鮮魚の小島社員のセリ場には、魚が並んでいませんでした。

『時化』ですかと小島社員に尋ねると、『月夜』と『潮』が影響していると思うよと話してくれました。

満月・大潮カレンダーで確認してみると、昨日12月21日は満月イブで大潮でした。

月の重力は、海の潮の満ち引きに深くかかわり、そして漁の釣果にも。

噂では、月の光をお財布や紙幣・貨幣にあてることで、お金の流れを自分の方に呼び込むことが出来るそうな・・・・・。

そんな神秘的な力を持つ月なんですが、残念ながら漁業においてはマイナスなイメージしかありません。

それでも内湾の魚が入荷してくるのは『なぜ』なんだろう?不思議で仕方がありません。

そして東京内湾の千葉県内房や地元横浜の本牧、富岡、小柴からコウイカが大量に入荷しています。

では皆さん新鮮なうちに召し上がれと声高らかに叫んでも、残念ながらスーパー、量販店に陳列スペースが今はありません。

だって巷はクリスマスムード一色、美味しい魚を食べよう思っているのは私くらいかもしれません。

そんな時は・・・・・、コウイカは下拵えをした後に冷凍して保管しちゃいましょう。

ソデイカじゃないですが、冷凍しても風味や旨みが劣化しないので、正月の刺し盛りの1品(逸品)として活躍してくれるはずです。

でも、どこのご家庭でも入れる箱に制限があるので、今のうちから冷蔵庫内がいっぱいだと家庭内紛争の原因になるのでご注意下さい。

これって我が家だけの問題ですかね?