青森県八戸より春の訪れを感じさせるサカナが登場しました、本マス(サクラマス)です。
早いものでは2月初旬から入荷が始まり、北海道の函館や噴火湾辺りでは2月中旬から5月初旬頃まで水揚げされています。
本マスは鮭に似ていますが、川魚で美味と賞されるヤマメが降海したものをこのように呼んでいます。
別名はサクラマス、春と言う季節感を感じさせる名前です。
青森・北海道で水揚される本マスは、海水温が高い夏頃はオホーツク辺りの海を回遊し、たくさんの餌を食べて大きく成長します。
水温の低下と共に南下し、津軽海峡付近で越冬して後、春に生まれた川に向かって行動開始です。
まだ走りの本マス。脂ののりは薄めと言いたいところですが、かなり太って脂のっていそうです。
最近寿司ネタの人気ランキング上位に、サーモンは常連として君臨しています。
サーモン好き・鮭鱒好きを自称する人は、老若男女を問わず多くいらっしゃると思います。
しかし本マスを食べた経験がある人は、そんなに多くないでしょう。
本マスの取引値は高値安定ですが、少し贅沢して、一足早い春を味わってみてはどうですか?!