本物のシシャモは美味しいですよ。

関東・近畿地方に木枯らし1号、しかし北の国北海道鵡川では1ヶ月も前に「ししゃも荒れ」という木枯らしが吹いているそうです。

今日は私も市場関係者の一員になってから、本物に出逢えた「シシャモ=柳葉魚」を紹介します。

市場でシシャモと言ったら、

私も始め一般的には、

そう、「カペリン」「カラフトシシャモ」と呼ばれている別種のシシャモの代用魚です。

シシャモとカペリンは同じサケ目キュウリウオ科に属していますが、属がシシャモ属とマロータス属と違うため厳密に言うと違う魚です。

しかし、人間関係で例えると「近い親戚」みたいなモノだと思います。

市場にはシシャモは鮮魚で入荷されますが、カペリンを鮮魚で見たことはありません。たぶんカペリンは、直接水産加工場へ納品されてしまうと思います。

最近は流通網が発達したため、鮮魚での入荷が普通になったシシャモ。

仲卸伊勢勝片山社長の店舗で購入してみました。

一夜干しなんてイイなと思ったのですが、簡単なところで唐揚げにしておきました。

強めの振り塩で水抜き、良く水気をキッチンペーパーで拭き取ってから再度塩コショウ、そして片栗粉を塗して揚げるだけ。

約170℃で、きつね色になるまで油で揚げてください。

やっぱり本物のシシャモは違う!!!

真っ白な身肉そのまま、クセがなく透き通った味わいが最高。

ほんのり下味の塩コショウが、シシャモの本来の旨味を引き出してくれます。

我が家の娘たちの評判は、まずまず。(最近の学校給食には、カペリンの唐揚げがメニューにあり食べ慣れているようです。)

味のバリエーションをつけるには、カレー粉を混ぜて唐揚げにしたり、下味に醤油を加えるのもおススメです。

シシャモは、ビタミンAの含有量が高く、頭からガブリ、骨まで食べれるのでカルシウムも補給出来ます。

老若男女が楽しめるシシャモ、是非本物を市場でお求めください。