最近、「変わらないこと」にホッとすることがあるんです。
それは当り前のように春が来ると次は夏、そして秋、冬がやってくること。
四季がハッキリ分かれ、それぞれの季節のサカナが当たり前に入荷することに喜びを覚えます。
特に当社は、四季の変化によって取り扱う商品が大きく変化します。
つまり入荷されるサカナで、季節感みたいなものを感じているんです。
例えば、今日紹介するメイチダイ。夏を代表する高級魚です。
昨年は7月22日と8月18日の両日、長崎県と神奈川県平塚より入荷された本種を当社HPでご紹介しています。
そして今年も鮮魚課五十子社員のセリ場に、長崎県五島列島の㈱鯛福より出荷されたメイチダイがいます。
若干の日数の前後はあるものの、来るべきサカナが来ると何となくホッとするんです。
メイチダイの旬は、6~8月と只今旬真っ最中です。
夏場はマダイなどの白身魚の味が落ちるので、逆に脂がのって美味しくなる本種や最近よく見かけるマツ鯛などが代用されます。
2~3年前は相模湾でも大量に水揚げされ、当市場には活けで入荷されたこともあったそうです。
その際は相場が崩れ1㌔当り1,000円まで下がってしまったことも・・・・・。
今では1㌔当り1,000円では、半身も買えないくらいです。
おそらく、何処の仲卸店舗にも売られているサカナではないです。(=スーパーにはお目にかかれないです!)
何処で販売されているか市場探検するのも楽しいかも。