東京湾で獲れたカマスが本牧、小柴から入荷しています。
どれも半端ない胴の太さ、メタボ祭りです。触ってみても魚に脂ののりを手に感じます。
カマスとはカマス科カマス属の魚の総称で、分類学上では世界中に20種類ほどのカマス属の魚がいるそうです。
実際に買って食べてみました。
どちらかと言うと水分を多く含んだ身質のカマス、干物にするととても美味しい魚です。
馬鹿の一つ覚えと揶揄されるかもしれませんが、筆者はカマスの塩焼きがシンプルに魚を味わえるのでお勧めです。
事前に腸の処理を行いましたが、イワシをまるごと飲み込んだままのカマスがいてビックリ。
カマスの脂の原材料はイワシなどの小魚、夏の産卵期を終えてモリモリ餌を食べて太ったカマスは美味しいに決まっています。
そしてカマスには強めに降り塩をします、すると余分な水分が魚より抜けて旨みが凝縮されます。
それでも焼き上がりはふっくら仕上がります。
ここでポーズ、しかし長過ぎてフレームアウト!
意外に筆者の子供にウケたのは、カマスの焼いた皮。白身の身肉とバリッとした食感の皮目の相性はバッチリです。
カマスの旬は秋から初冬と言われています。ここ暫くは美味しいカマスを口にすることができるはずです。
東京内湾のカマスは、今の時期に是非食べて頂きたい食材です。