特種相対品課のセリ場が少し盛り上がっています。
話題の中心となっているのが7日の朝、鳥取県鳥取市で行われたある水産物のセリ値です。
ある水産物とは、史上最高値をつけた松葉がに=ズワイガニです。
その金額なんと500万円。
ご祝儀相場とはいえ、甲羅の幅14.6cm・重さ1.24㎏の松葉がにが500万円はちょっとやり過ぎかな?
「五輝星(いつきぼし)」と言うブランド松葉かになんですが、甲羅の幅、重さ、完全な形、鮮やかな色合い、そしてぎっしりと詰まった身入りなどの諸条件をクリアしたモノだけに与えられる称号です。
私も思わず発してしまった「このズワイ500万円?」、仲卸の方々も同じ事を言っているんで思わず笑ってしまいました。
しかし担当の森社員は違います!
「五輝星(いつきぼし)」ほどの取引値ではありませんが、松葉がにはそこそこ値が張る高級食材のため、全ての仲卸が取り扱っている訳ではありません。
だから今日入荷した松葉がには、売れ残り厳禁!
当日中に販売しないと最悪在庫、そして明日も新口の松葉がにが出荷されて来るので・・・・・。
冗談を言っている場合じゃないんです。
必ず売り切ることが森社員にとっての、最優先・最重要ミッションなんです。
頑張れ森社員!