或る魚がやっと安定して入荷し始めたので、鮮魚課小島社員はほっと胸を撫でおろしたようです。
或る魚とは神奈川県のプライドフィッシュ「松輪のサバ」のことです。
今の時期良いサバはマサバじゃなくてゴマサバなんですが、「松輪のサバ」はマサバに限定です。
極端に丸々太ったサバではありませんが、誰が見ても「形がイイ」とか「外見が美しい」と思わせるさすがの魚です。
さすがなのは魚だけじゃなくて、その値段もさすが。
そしてその魚をポーカーフェイスで売り切る小島社員もさすがです。
相場は毎日変化しますが、1K2,000円を超えることも普通にあります。
食卓にそんなサバが出てきたら・・・・・、勿体なくて喉を通らないかも(笑)。
よ~く見てみると少し黄金色じゃないですか?
もっと秋が深まると、もっと黄色い黄金サバに逢えるかもしれません。
そして松輪のサバがなぜ美味いのか?不思議に思いますよね。
その理由は漁法や地理的な条件など、魚にとって最高の条件が揃っているからです。
そして釣好きの人から聞いた㊙情報が・・・・・。
東京湾内には数多くの釣り船が太公望を乗せて毎日出漁していますが、その釣り人たちの撒き餌が尋常な量ではないのです。
全て撒き餌が食べ尽くされる訳はなく、東京湾の何処かに潮溜まっているらしいんです。
そこは楽して餌にありつける魚にとっての楽園になっているとか?
でも、松輪の魚は絶対に外さない鉄板商材。
実力に裏付けされたブランド力は無敵です。