横浜に100㎏超の「黒いダイヤ=大間まぐろ」登場しました。

朝一番で木村部長から吉報を頂きました。

大間の本マグロ入荷したそうです。

 

早速見に行くと・・・・・、デ、デカイ重量117.0㎏の大物、よく見るとシリアルナンバーもついてます。

大体の相場は木村部長から聞いているのですが、ハッキリは言えないので暈かして言います。

 

1kgあたり10,000円では購入出来ない本マグロ、一般的には『黒いダイヤ』などと呼ばれています。

と言うことは、目の前に横たわっている黒いダイヤは・・・・・、万札一束では購入できないと言うことです。

さて、この大間まぐろはこの後どうするか皆さんお分かりですか?

セリもしくは相対取引された後、生マグロは氷蔵冷蔵施設に保管され美味しくなるまで『熟成』させます。

熟成の期間はマグロの魚体によって大きく異なりますが、中小型は1~2日間、大型サイズは10~14日間、場合によっては1ヶ月近く熟成することもあるそうです。

折角だから生マグロを捌いている姿を画像に撮ろうと思ったのですが、今日は生を捌いている大物仲卸を見つけることが出来ませんでした。

しかし、㈱八清で冷凍マグロをカットしている姿だけは画像に残すことが出来ました。

マグロの美味しさは、『酸味』『香り』『甘味』と言われています。

『酸味』『香り』は鮮度の証、『甘味』は熟成の度合いによって大きく変化します。

ネット上には『熟成』『エイジング=老化、時を経る』と言うワードが踊り、何でもかんでも熟成なんて風潮も見受けられます。

しかし『熟成』の対極には『腐敗』があり、度を過ぎたことは事故に繋がる可能性があるので、専門家の指示を受けながら行うことをおススメします。

大間まぐろは9~12月に旬を迎えると言われています。

マグロの餌となるイワシやイカが豊富に生息する津軽海峡の大間まぐろ=美味しいに決まってます。

お金に換えられないプライスレスな価値、一度は味わってみたいものです。