もしかしたら初物ですか?と源波部長に尋ねたら、「ピンポン」でした。
北海道標津から2020年新物・秋鮭フィーレが到着しました。
梅雨が明けたと思ったら、もう秋なんですね。
届いたフィーレを見ても、まだまだサイズは小さめ。
次はラウンド(=丸魚の状態)で、出荷されて来るのを待つばかりです。
道内・2020年のサケ来遊予測をネットで検索すると、昨年より若干の微増を予想しているようです。
※2019年来遊数(千尾)17,560、2020年予測値(千尾)19,903の約13.3%増)
水産卸にとって、秋は3Sの動向が気になるんです。
3Sとは鮭(秋鮭)、秋刀魚(サンマ)、鯣烏賊(スルメイカ)の頭文字Sのことです。
この3Sは出荷者(漁師)、卸会社、仲卸、量販・スーパー等各々にとって秋商戦で売上を作る重要な食材なんです。
どうやら今期は長期漁況予報によると、サケとスルメイカに水揚げについては前年を上回る予想。
しかしサンマについては、過去最低の昨年を下回る最悪の予想がなされています。
さて本格的に動き出したら、どんな結果が待っているんでしょうか?