横須賀市大楠漁協に、また助けてもらいました。

明日16日は第3土曜日、ハマの市場を楽しもう(市場一般開放)です。

無料配布の海鮮汁は、スーパーフードの呼び声高いアカモク、しかも地元横浜小柴産を使用した味噌汁です。

先着順、数に限りがあるので、ルールを守ってお並び下さい。

そして、ハマの市場を楽しもうで一番注目されているイベントであるんです。

それは、地魚の詰め放題です。

ここ数回、時化や水揚げ不漁のため地魚が集まらず中止となっていました。

身内からは厳しい言葉も出ていて、『やるやる詐欺』なんて冗談で囁かれています。

そこで今回は何としても開催したいとの気持ちから、前日から地魚集荷に営業担当が奔走しています。

私も微力ですが、横須賀市大楠漁協に出向き定置網で水揚げされた鮮魚の出荷をお願いしてきました。

しかし現実は非常に厳しい状況。

冬枯れと言う言葉通り、思うように水揚げがありませんでした。

海水温が低いので、メトイカなどのイカが多く混ざっているなと大楠漁協の藤村参事が呟かれました。

全然獲れないのではなく、獲れています。ただ、漁獲量の絶対数が極端に小さいんです。

昨年から続く相模湾不漁、黒潮の大蛇行、海水温の高さ、潮の流れが速すぎるなど様々な事象が指摘されています。

獲れる魚が少ないので必然的に需要が高まり、取引値も上がってしまいます。

地魚の詰め放題にとっては、なんともアゲインストな風。

それでも15日午前中の段階で、何とか開催が出来る数量の地魚を確保しました。

そして午後も引き続き集荷連絡を実施しています。

参加出来る人数や取り扱う魚種は限られていますが、必ず実施しますので楽しみにして下さいね。