今日はきゃべつウニが縁で、行き来が始まったある漁協に出かけました。
そこはJF横須賀市大楠漁協。
大楠と言う地名より、佐島と言った方がピーンと来る人が多いかもしれません。
横浜市場から車で約60分の至近距離にあり、晴れた日には富士山を望むことが出来るんですが、今朝は雨模様で残念ながら見えませんでした。
実は今月18日に横浜市場で行われる横浜市場まつり2018で使用するアイゴの捕獲状況の把握と、情報交換を兼ねて水揚げの状況を見に来ました。
大楠漁協の藤村参事に水揚げの状況を聞いてみると、同じ相模湾を主戦場にしている平塚市漁協と同様に不漁が続いているようです。
しかも例年よりも潮流の向きや速さが違ったり、海水温が髙かったりと、過去の経験値が活かせなくかなり漁業関係者を取り巻く環境が厳しくなっています。
大楠漁協の主力は大型と小型の定置網漁ですが、久留和、秋谷、芦名の各支所所属の漁船から刺し網漁、釣り、採貝された海産物が出荷されてきます。
今日はその姿を拝見できませんでしたが、佐島の地だこ(地ダコ)は全国的に有名で『かながわブランド』にも登録されています。
・サバ、鯖、さば、90%がサバでした。
・アジ、イイ色目で瀬付きの金色。
・アオリイカ、この時期活けでこれだけ纏まるなんて素晴らしい。
・ヒイカに混じってキビナゴ、丁寧に選っています。
・イセエビ、ちょっと小振りですが皆元気がいいです。
・サザエ、磯焼けで最近は採貝も厳しくなっているそうです。
・そして最後を飾るのは高級魚さより、カンヌキサイズも含め佐島にこれだけ水揚げされることにびっくりです。
水揚げ量は少ないものの、この他にも数多くの魚が集まってきていることが新発見。
次回は、佐島の名産アマダイの活けを見て見たいですね。
追伸
いましたいましたアイゴ、その他取扱い注意フィッシュの画像です(笑)。