昨日そして今日、横須賀の長井水産㈱からある魚がまとまって入荷しています。
その魚とは黒鯛(クロダイ)です。
鮮魚課小島社員によると横須賀市佐島で活〆されて出荷されたモノで、クロダイの目がキレイ。
見るからに鮮度の良さを感じ取れます。
クロダイは今が旬なの?
調べてみたら旬ではないみたい。
むしろ釣りの世界で言う「乗っ込み時期の到来」ではないでしょうか。
クロダイの乗っ込みは、海水温によってスイッチが入るそうです。
房総半島の場合は、13~14℃を超えると集団を作って産卵場となる浅場に居場所を変えるのです。
ここで言う浅場ですが、水深の浅い深いではなく産卵に適した環境であるか否かが問題になるそうです。
一般的には産卵前後のマダイやクロダイは・・・・・。
個々の魚を見て行くと、頭部から背にかけて身の厚みを感じます。
腹を割ったら白子や卵巣が入っている可能性ありますが、ご自宅で食べるのなら大きな問題ではないでしょう。
産卵後で全て抜け切った麦藁クロダイよりマシです。
量が纏まる→価格が下がる、単純な発想ですが間違えではありません。
ご近所のスーパー・量販店の鮮魚売り場を覗くと、クロダイのフィーレや柵が並んでいるかもしれませんよ。