子持ちと表示されているスケトウダラの発泡ケースが大量にセリ場に並んでいます。
蓋を開けてみると、お腹がふっくらしているスケトウダラの面々がケース内に横たわっています。
お腹の中に辛子明太子の原料となるタラコがギッシリ詰まっているかと思うとワクワクしてしまいます。
そして特別なスケトウダラも発見しました、釣りモノです。それが証拠にサカナの口に釣り針がついています。
スケトウダラは、底曳網、刺し網、延縄、一本釣りなどで漁獲されていますが、一本釣りはサカナが少し違います。網で魚体が擦れないので、傷がなくてキレイ、加えて仕立ても丁寧なので見た目がとてもキレイです。
時々市場に入荷してくるサカナに釣り針がついていることがありますが、漁師も注意しているのですが、ゴム手袋をして直接サカナを触らないようにしているため、喉奥に針がかかると外しにくくなり、釣り糸を切ってしまうそうです。
寒さが半端じゃない北海の海で作業を行っているので、もし仮に買ったサカナに釣り針が残っていたら勘弁、許して下さい。