日本経済新聞を読んでいて、ビックリする記事を見つけた。
福沢諭吉がデザインされた1万円札など現行の3紙幣(日本銀行券)の製造が、9月までに終了していたそうです。
現行紙幣の福沢諭吉、樋口一葉、野口英世のトリオが登場したのが2004年。
その前の福沢諭吉、新渡戸稲造、夏目漱石のトリオは1984年に登場しています。
新メンバーである渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎が登場するのが2024年上期だから、福沢諭吉は約40年の長きにわたり重責を担って来た訳
です。
さて1984年(昭和59年)当時の1万円の価値と、現在(2021年令和3年)と比較すると
(1)企業物価指数 104.5(令和3年)÷111.0(昭和59年)≒0.94倍
(2)消費者物価指数 99.8(令和3年)÷82.2(昭和59年)≒1.21倍
使用する指数によって、微妙な結果になるんですね(冷汗)。
渋沢栄一の言葉に、心を揺さぶられる名言が数多くあります。
その中の1つで、
お金をたくさん集めて、たくさん使うことで社会を活発にし、経済の発展を促すのがよい。
お金持ちはよく集めると同時に、よく使わなければならない。
と言う名言があります。
この言葉通りに、新紙幣が日本中を駆け巡って欲しいですね。
今日は高級食材「毛蟹」を紹介したいと思います。
皆さんは、毛蟹の産地が何処だかご存知ですか?
私はてっきり、北海道だけに生息するものだと思っていました。
しかし、何と福島県から毛蟹が出荷されているんです。
よくよく調べてみると、太平洋側は茨城県以北、日本海側だと島根県以北に生息しているそうです。
当然北海道、千島列島、オホーツク海など冷たい海は、生息地となります。
毛蟹は食べて美味しいのですが、兎に角捌くのが大変。
素手で持ったら怪我をするのは必至で、出来れば軍手とキッチンバサミの準備はしたいですね。
毛蟹の目利き方法ですが、堅蟹(かたがに)と呼ばれるモノを選ばなけらばいけません。
と言っても素人には難しいことです。
極々簡単に言うと、脱皮してから時間が経過しているので殻が堅く、色鮮やかじゃないモノです。
これって毛蟹だけじゃなくて、ズワイガニ、タラバガニにも共通している目利きポイントです。
残念ながら毛蟹は、今も昔も高値安定した食材です。
しかも個体数が少ないために、オスのみ漁獲しているプレミアム食材なんです。
良いですよね、毛蟹の独特の香り。
活けの毛蟹を見ているて興奮するのは、私だけですかね。